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性病検査はパートナーと一緒に受診しましょう!

2020年02月06日

性病(STD)の中には男性と女性で違う症状が出る場合があり、同じ病原菌に感染していても病気に気づかないケースが少なくありません。クラミジアのように男女で自覚症状の程度が違う病気もあり、気づかない間にパートナーにうつしてしまう場合もあります。性病は自覚症状が違ったとしても性行為を通して男女ともに感染・発症するので、陽性反応が出た場合にはパートナーも同じ病原体に感染している可能性が高いといえます。

クラミジア感染症・淋病・梅毒などのように細菌感染が原因で起こる性病(STD)は、治療をした後も免疫を獲得することができません。そのため、もしも病気を完治させた後に再び同じ病原菌に感染すると再発してしまいます。もしも自分だけSTDを治療して完治したとしても、パートナーが感染していれば再び感染して病気が再発する恐れがあります。お互いに相手から同じ病原菌を何度もうつされてしまうことを、ピンポン感染と呼びます。病気の再発を防ぐためには、パートナーと一緒に性病検査を受ける必要があります。

女性であれば自発的に性病検査を受けなくても、妊娠した際に産婦人科を受診するとクラミジアや梅毒の検査が実施されます。産婦人科で受診した際に性病に感染していることが判明した場合には、パートナーにも知らせて検査を受けてもらうようにしましょう。クラミジアや淋病であれば、総合病院の泌尿器科やSTD専門のクリニックで調べてもらうことができます。もしもパートナーも同じ性病に感染していた場合は、一緒に治療を受けて完治させるまでは性交渉を避ける必要があります。ちなみに排尿時の痛み(男性)やおりもの・不正出血(女性)などの自覚症状があれば、泌尿器科で検査を受ければすぐに治療を開始することができます。

ピンポン感染を予防するためにパートナーと一緒に性病検査を受けることが大切ですが、さらに別の理由もあります。特定の性感染症が見つかった場合、医師は保健所に報告する義務があります。医師は他にも感染者がいるかどうかを調べるために、感染経路を特定します。パートナーと一緒に受診して医師に状況を説明することで、感染経路を特定しやすくなるというメリットがあります。医師が感染経路を調査した結果、本人以外にも友人のグループ内で性病が蔓延していたというケースがあるほどです。

パートナーと一緒に検査を受けた結果、相手は陰性反応が出る場合もあります。相手が病気に感染していない場合は、伝染を防ぐための対策を講じなければなりません。細菌感染症であれば、抗菌薬を服用して完治するまで性交渉を避けることができます。HIVのように完治させることができないSTDに感染していた場合は、性交の際にコンドームを着用する必要があります。病院やクリニックに受診することに抵抗を感じている場合は、検査キットを購入して郵送で簡易的に検査をした後に医療機関を受診することができます。

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