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ヘルペスの疑いがある方は皮膚科で検査を受けれます

2020年03月06日

性器または口唇ヘルペスはウイルスに感染することで皮膚や粘膜に発症する性病で、性交渉によって病原体が人から人に伝染します。病原体の単純ヘルペスウイルスには1型と2型の2種類がありますが、いずれのウイルスに感染しても口唇の周辺や性器に強い痛みを伴う水疱(水ぶくれ)や潰瘍(びらん)を発症します。ほとんどの人が成人までに1型のウイルスに感染しますが、主に下半身(性器)に水疱を生じる2型のウイルスは性行為が原因で感染するケースがほとんどです。

単純ヘルペスウイルス(1型)の感染率は非常に高いですが、皮膚の表面に水疱や潰瘍を発症するケースは多くありません。性器ヘルペスの多くは、性行為によって感染する2型のウイルスが原因で発症します。いずれも皮膚の表面に水疱や潰瘍ができている間は患部から大量のウイルスが排出されるので、他の人の皮膚が病変部に接触するだけで簡単に感染してしまいます。感染を防ぐためには幹部との接触を避ける必要があり、男性がコンドームを着用することである程度の効果が期待できます。発症していない場合でも不定期にウイルスが精液を通して排出される場合があるので、性行為で体液に接触した際にうつされる場合があります。

ちなみに1型のヘルペスウイルスは口内に発症するケースが多いですが、治癒するまでの間は唾液にウイルスが含まれています。治癒するまでの間はキスで他の人にうつしてしまう場合があるので、注意が必要です。ちなみに2型のウイルスでも口内炎を発症する場合があるので、性行為以外にキスで感染するケースも少なくありません。

ヘルペスは皮膚病の一種なので、性病科以外に皮膚科で受診して検査を受けることができます。発症している場合は医師が目視で病変部分の診察をする場合がありますが、発症していなくても抗体検査で感染の有無を調べる方法があります。抗体を調べる場合には少量の血液を採血して検査が行われ、数日後に結果が判明します。

一度単純ヘルペスウイルスに感染したら病原体を体内から完全に排除することができませんが、再発を防ぐことは可能です。神経節の中で潜伏しているヘルペスウイルスが活動を再開するメカニズムは不明な点がありますが、神経が強い刺激を受けたり、免疫力が弱まると再発することが知られています。免疫力が弱くなる原因として、ストレス・睡眠不足・偏った食生活などが挙げられます。特に女性はストレスの影響を受けやすく、ホルモンバランスが崩れる更年期の女性は注意が必要です。再発を予防するためには、睡眠不足や栄養不足にならないようにすることが大切です。

発症して水疱や潰瘍ができたら、薬を服用することで短期間で治癒させる方法があります。水疱や潰瘍を発症した際に皮膚科で受診すれば、治癒を早める効果のある治療薬(飲み薬)を処方してもらえます。何度も再発を繰り返して悩んでいる場合には、治療薬(抗ウイルス薬)を毎日服用して発症を予防する方法もあります。

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